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5月19日 仙台高裁で判決!!

  仙台高裁に公正判決を要請する署名へのご協力大変ありがとうございました。おかげさまで、短期間で3,477筆もの署名を提出することができました。

 過労死責任追及裁判は昨年3月に福島地裁いわき支部が雇用者いわきオールならびに社長夫妻の過労死責任を認定し、社長夫妻が文書で遺族に謝罪し慰謝料が支払われました。しかし、いわき支部が東京電力と元請け業者宇徳の責任を認めなかったため、遺族は仙台高裁に1審判決の取り消しを求めて控訴して闘い続けてきました。仙台高裁は昨年9月16日の第1回口頭弁論で弁論終結=結審を宣言すると同時に双方に和解を勧告しました。しかし3回の和解交渉が不調に終わり、このたび判決となりました。判決内容は1回の弁論で結審したことから見ても、厳しいものが予想されますが私たちは最後まで遺族とともに闘い抜きます。最後まで皆様のご支援を訴えます。

5月19日(木)

12時30分~ 仙台高裁前三角公園集合 遺族あいさつなどアピール行動

13時15分~ 判決(仙台高裁101号法廷)

13時30分頃 三角公園で判決結果の報告を行います。その後、近くの会場に移動し報告集会を行います(会場の案内は当日行います)。報告集会では弁護士から判決内容の報告を受けていきます。

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いわきオールからの謝罪を勝ち取る!!

  いわきオールは控訴を断念し、地裁判決を受け入れる旨遺族に表明していました。  同時に判決によって命じられていた2500万円(利息を加算すると2905万円)の支払期日の延長を原告(遺族)に求めていました。  遺族はあらためて、いわきオールに謝罪を要求し、当時の社長夫妻の連名での謝罪を勝ち取ることができました。  「いわきオール前社長夫妻は、遺族に対し、本件判決認定のとおり、いわきオール株式会社が安全配慮義務に違反したこと、前社長夫妻らが亡忠昭殿の業務量またはその内容を調整する措置を講ずるべき注意義務に違反したこと、上記各注意義務違反によって亡忠昭殿が死亡したこと(上記各注意義務違反と亡忠昭殿の死亡との間に因果関係が認められること)を認め、心から謝罪する。」という文書を勝ち取り、2905万円の入金も確認しました(勝ち取った文書では遺族および社長夫妻は実名ですが、ブログ内では「遺族」「前社長夫妻」としました。)。  「社長に謝ってほしい」という遺族の思いはなんとか果たすことができました。  これも、裁判と同時に申し入れ行動やポスティング、情宣活動など法廷の内外での闘いの成果です。  いわきオールとの争いは勝利的に解決しました。しかし、東京電力と宇徳を相手にした救急医療体制の不備と不法行為の認定を求める闘いは、まだまだ続きます。  引き続き皆様の支援を訴えます。    

連続行動② いわきオールへの申し入れ

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